ランゲ&ゾーネ / A.LANGE & SOHNE
1990年、ドイツ時計の聖地グラスヒュッテに、宮廷時計職人の下で修行し、フランス、イギリス、スイスで技術を修得したアドルフ・ランゲが、15名の若者と興した同社は、19〜20世紀にかけドイツ時計界の頂きに君臨。だが、4代目ウォルター・ランゲの時代、悲劇が襲う。第2次世界大戦が勃発。グラスヒュッテの工場は爆撃により破壊され、旧東ドイツ圏に属する同ブランドの資産は国家に接収され、1951年には国営企業グループに吸収される。これによりランゲ&ゾーネは時計産業から姿を消してしまった。だが、ウォルターは虎視眈々と時期を窺っていた。1度は失敗するも彼はスイスのIWCとジャガー・ルクルトに接触し、ベルリンの壁が崩壊するやいなや、ランゲ&ゾーネを見事に再建させたのである。1994年発売の、オフセンターダイヤルという「ランゲ1」は世界各国で数々の賞を獲得し、名匠の復活を色濃く印象付けた。その後も「ダトグラフ」や「ランゲダブルスプリット」などの大作を意欲的に発表し、世界中の時計専門家、愛好家から支持される。
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